人生観を変えた一冊(前編) 7回目

7回目となる今回は、

 私の人生観を変えるきっかけ

  となった本について紹介します。

 

本日ご紹介する本は、ご存知の方も多

いのではないでしょうか。

紹介する書籍名は、ドラマ原作本にも

なった『嫌われる勇気』です。

この本には、以下3つの私の考え方に

対して変革をもたらす‘考え’が綴られ

ていました。

・人付き合いの考え方

・過去の考え方

・未来の考え方

これらの考え方に変革をもたらした

‘考え’は以下3つです。

・課題の分離

・過去は今の行動を決めない

・未来は今の行動を決めない

 

ここまで読んで、

「課題の分離って?」

「過去も未来もないって

どういうこと?」

と驚いた方もいらっしゃると思います

ので、まずこの本の趣旨を記載します。

この本は、“どうすれば人が幸せに生き

ることができるか”について、アドラー

心理学をベースに説明しています。ま

たこの本は、'今'や'これから'どうして

いくかに対してスポットライトを当て

て話が展開されていきます。

では、先ほど記載した‘考え’について

もう少し深堀していきます。

まず“課題の分離”ですが、これは人

付き合いのトラブルを回避する為の

‘考え’になります。課題の分離とは、

ある課題が目の前に置かれた場合、誰

の課題であるかを明確することです。

また誰の課題かによって対処法が変わ

るので本文ではその対処法が記載され

ていました。(注:ここまでで簡単に課題の分

離について紹介しましたが、これだけではよく

わからないと思いますので、本文のp139-p143

をご一読ください。)

この考えを知った時、私がこれまでに

経験してきた対人関係のトラブル原因

が明確になりました。また、トラブル

なく対人関係を築けるのであればスト

レスフリーな対人関係を築くことがで

きると思い“課題の分離”を実践し始め

ました。実践し始めた当初はストレス

なく楽に実践できました。しかし、

“課題の分離”を継続して実践すること

の難しさを今は感じています。なぜな

ら、“課題の分離”を実施し誰の課題か

が明確になると人としての真価が問わ

れていると思うからです。具体的には

誰の課題であるかが明確になり、対応

方法がリストアップされ、どの対応方

法を選ぶかを選択する段階で、うやむ

やしたいと思う感情や楽をしたいと思

う逃げの感情と真摯に向き合わなけれ

ばならないと感じています。ここで逃

げの感情に従って対応方法を選択した

場合はその負い目を持ち続けますが、

正攻法に近い対応方法場合は自身の

スキルアップが必要であったりします。

このように“課題の分離”を実践するこ

とで自分の足りないものや自分の感情

が明確になるので、“課題の分離”を行

うこと自体を辞めたくなります。しか

し、明確になった自分の足りないもの

や自分の感情と向き合いそれらを補完

して行動することで今の人生に充実感

をもたらすことが出来ています。

ここまで読んで何か心に引っかかる

ものがありましたら、『嫌われる勇気

を一読していただければと思います。

 

もう!お時間がきてしまいましたので、

本日はこの辺で終わります。

長い間お付き合い下さり、

ありがとうございます。

 

次回予告です。

本の紹介で2部構成になるとは

思っていませんでしたが、

次回は

私の 

 人生観を変えた一冊(後編)

              です。

過去も未来も今の行動を決めない

とは、いったいどういうことなのか!

後編ではこちらについて解説して

いきます。

 

最後に

このブログを読んで、

あなたのやりたいことをやる為の一歩を

踏み出す勇気を与えることができれば

幸いです。

興味や共感を持っていただけた方やご意見・

ご要望は、お気軽にコメントまたはご連絡下さい。